「女性でも警備員として働ける?」「どんな仕事を担当するの?」「男性ばかりの職場で大丈夫?」
結論からお伝えすると、女性警備員は年々増加しており、2024年時点で4万3,077人(全体の7.3%)が活躍しています。全国警備業協会が制定した「警備なでしこ」という愛称のもと、業界全体で女性の活躍推進が進んでいます。
この記事では、女性警備員の具体的な仕事内容を業務区分別・職場タイプ別に徹底解説。1日のスケジュール例、職場環境のリアル、女性が感じやすい課題と対策まで、転職前に知っておきたい情報を網羅しています。
女性警備員の現状と「警備なでしこ」の広がり
警備業界における女性の活躍は、この数年で大きく変化しています。まず、最新データで女性警備員の現状を確認しましょう。
女性警備員数の推移
警察庁「令和6年における警備業の概況」によると、2024年12月末時点の女性警備員数は4万3,077人で、警備員全体の**7.3%**を占めています。
| 年 | 女性警備員数 | 全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 2020年 | 約3万5,000人 | 約6.5% |
| 2022年 | 約3万9,000人 | 約6.9% |
| 2024年 | 4万3,077人 | 7.3% |
女性警備員は着実に増加しており、業界全体で女性の採用・定着に力を入れていることがわかります。
「警備なでしこ」とは
**「警備なでしこ」**は、一般社団法人 全国警備業協会が女性警備員の活躍推進を目的として制定した愛称です。
この取り組みには以下の目的があります:
- 女性警備員のイメージ向上:警備職への女性の参入を促進
- 働きやすい職場環境の整備:女性用更衣室・休憩室の整備推進
- キャリア形成支援:女性管理職の育成・登用
大手警備会社を中心に、女性の採用枠拡大や職場環境改善が進んでおり、「女性だから」という理由で不利になることは少なくなっています。
警備業務4区分と女性の活躍状況
警備業務は警備業法により4つの区分に分類されています。それぞれの業務内容と女性の活躍状況を詳しく見ていきましょう。
1号警備(施設警備):女性比率最高
施設警備はビル、商業施設、病院、学校などの建物内で警備を行う業務です。**女性比率が最も高く、約15%**を占めています。
主な業務内容
- 施設内の定期巡回・異常確認
- 受付での来訪者対応・入退館管理
- 防犯カメラのモニター監視
- 落とし物対応・迷子対応
- 緊急時の初動対応(火災、不審者など)
女性が多い理由
- 屋内勤務で天候に左右されない
- 体力的負担が比較的少ない
- 接客スキル・コミュニケーション能力を活かせる
- 女性専用エリアの巡回など、女性にしかできない業務がある
2号警備(交通誘導警備):女性比率約3%
交通誘導警備は道路工事現場やイベント会場で車両・歩行者を誘導する業務です。女性比率は約3%と低めですが、需要は確実にあります。
主な業務内容
- 工事現場での車両・歩行者誘導
- イベント会場での群衆整理
- 駐車場での車両案内
女性の活躍シーン
- イベント会場での女性来場者対応
- 商業施設駐車場での案内業務
- 女性ドライバーへの対応
屋外での長時間立ち仕事となるため体力的負担は大きいですが、夏場・冬場を避けたシフトや、駐車場案内など比較的負担の少ない業務を選ぶことで、女性でも活躍できます。
3号警備(運搬警備):女性比率約2%
運搬警備は現金や貴重品の輸送を行う業務です。女性比率は約2%と最も低い分野です。
主な業務内容
- 現金輸送車での現金回収・配送
- ATMへの現金補充
- 貴重品(美術品、重要書類など)の運搬
重量物の取り扱いがあり、防犯上の理由から体力と緊張感が求められるため、女性の採用は限定的です。ただし、事務所内での管理業務や車両運転などで女性が活躍するケースもあります。
4号警備(身辺警護):女性比率約5%
**身辺警護(ボディガード)**はVIPや要人の身辺を警護する業務です。女性比率は約5%で、専門性の高い女性警備員には需要があります。
主な業務内容
- 要人の身辺警護
- 女性VIPへの付き添い警護
- ストーカー被害者の警護
- イベント時のセキュリティ対応
女性が求められるケース
- 女性VIP(経営者、芸能人、政治家など)の警護
- ストーカー被害を受けている女性の保護
- 女性専用イベントでのセキュリティ
身辺警護は体力・格闘技術が求められますが、女性VIPからは「女性警護員をつけたい」というニーズが一定数あり、専門的なスキルを持つ女性には高い需要があります。
業務区分別の女性活躍まとめ
| 区分 | 業務内容 | 女性比率 | 女性へのおすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 1号警備 | 施設警備 | 約15% | ★★★★★ |
| 2号警備 | 交通誘導 | 約3% | ★★☆☆☆ |
| 3号警備 | 運搬警備 | 約2% | ★☆☆☆☆ |
| 4号警備 | 身辺警護 | 約5% | ★★★☆☆ |
結論:女性には1号警備(施設警備)が最もおすすめです。体力的負担が少なく、接客スキルを活かせる業務が多いためです。
女性警備員が担当しやすい具体的な業務
1号警備(施設警備)を中心に、女性警備員が特に活躍しやすい業務を具体的に紹介します。
受付・来訪者対応
オフィスビルや商業施設の入り口で、来訪者の受付・案内を行う業務です。
具体的な仕事内容
- 来訪者の本人確認・入館証発行
- 面会先への連絡・案内
- 電話対応(内線取り次ぎ)
- 宅配便・郵便物の受け取り
求められるスキル
- ビジネスマナー・敬語
- コミュニケーション能力
- PCの基本操作(入退館システム)
- 臨機応変な対応力
接客業・事務職経験のある女性は、このスキルをそのまま活かせます。「女性の柔らかい対応」を好む企業も多く、女性を優先的に配置するケースもあります。
モニター監視業務
防災センターや警備室で、防犯カメラの映像を監視する業務です。
具体的な仕事内容
- 複数の防犯カメラ映像を常時監視
- 異常(不審者、火災、事故など)の早期発見
- 異常発見時の関係部署への連絡
- 監視記録の作成
求められるスキル
- 集中力・注意力
- 細やかな観察力
- 冷静な判断力
- 長時間の座り仕事への耐性
座り仕事が中心で体力的負担が少なく、「小さな変化に気づく力」が評価される分野です。女性ならではの細やかな観察力を活かせます。
女性専用エリアの巡回
女性用トイレ、女性更衣室、女性専用フロアなどを巡回する業務です。
具体的な仕事内容
- 女性用設備の定期巡回
- 異常・不審者の確認
- 利用者からの相談対応
- 清掃状況・備品の確認
女性警備員が必須な理由
- 女性専用エリアには男性警備員が立ち入れない
- 女性利用者の安心感・プライバシー保護
- 盗撮・不審者対策
この業務は女性警備員にしかできない仕事です。商業施設、病院、フィットネスジムなど、女性専用設備がある施設では必ず女性警備員が配置されます。
空港保安検査
空港でのボディチェック・手荷物検査を行う業務です。
具体的な仕事内容
- 旅客のボディチェック(金属探知機・手検査)
- 手荷物のX線検査・開披検査
- 禁止物品の確認・没収
- 外国人旅客への英語対応
女性が必須な理由
- 女性旅客へのボディチェックは女性検査員が担当(原則)
- 宗教上の理由で女性検査員を希望する旅客への対応
- 女性特有の持ち物(下着、生理用品など)の確認
国際線の増加に伴い、空港保安検査での女性需要は年々高まっています。語学力があればさらに優遇されます。
イベント警備(女性対応)
コンサート、スポーツイベント、展示会などでの警備業務です。
具体的な仕事内容
- 女性来場者のボディチェック・手荷物検査
- 女性専用エリアの警備
- 迷子・体調不良者への対応
- 案内・誘導業務
女性が活躍するシーン
- アイドルコンサート(女性ファンへの対応)
- レディースイベント
- 女性アスリートの競技会場
- 女性向け展示会・即売会
イベント警備は単発・短期の仕事も多く、副業や Wワークとして働く女性もいます。
女性が活躍している職場タイプ別ガイド
女性警備員が多く活躍している職場を、具体的な特徴とともに紹介します。
1. 商業施設(ショッピングモール・百貨店)
女性比率:約20%
女性客が多い施設では、女性警備員のニーズが特に高いです。
主な業務
- 迷子対応・落とし物対応
- 女性用設備の巡回
- 来店客への案内・対応
- 万引き対応(声かけ・事情聴取)
勤務形態
- シフト制(日勤中心の施設も多い)
- 土日祝日出勤あり
- 年末年始・セール期間は繁忙期
向いている人
- 接客業経験者
- コミュニケーションが得意
- 臨機応変な対応ができる
女性にとってのメリット
- 女性客への対応で評価されやすい
- 接客スキルが活かせる
- 複数の女性警備員が在籍していることが多い
2. 病院・医療施設
女性比率:約15%
患者さんへの配慮が求められる職場で、女性の柔らかい対応が重宝されます。
主な業務
- 受付・面会者対応
- 院内巡回・異常確認
- 女性病棟・産婦人科の警備
- 緊急時対応(急患搬送時の誘導など)
勤務形態
- 24時間体制(夜勤あり)
- 日勤のみのポジションもあり
- 土日祝日出勤あり
向いている人
- 患者さんへの気配りができる
- 冷静に対応できる
- 医療事務・介護経験者
女性にとってのメリット
- 女性患者対応で評価される
- 医療現場での経験が身につく
- 患者さんから感謝されることが多い
3. オフィスビル
女性比率:約15%
受付・来訪者対応が中心で、ビジネスマナーが求められます。
主な業務
- 受付業務・来訪者対応
- 入退館管理
- 館内巡回
- 防災センター業務
勤務形態
- 日勤中心(一部24時間体制)
- 土日祝日休みの施設も多い
- 平日のみ勤務可能な場合も
向いている人
- ビジネスマナーが身についている
- 事務職経験者
- きちんとした身だしなみを維持できる
女性にとってのメリット
- 土日祝日休みを選びやすい
- オフィスワーク的な働き方
- ビジネスパーソンとの接点が多い
4. 空港・駅
女性比率:約25%(空港保安検査)
保安検査や案内業務で女性が多数活躍しています。
主な業務
- 保安検査(ボディチェック・手荷物検査)
- 案内・誘導業務
- 施設巡回
- 外国人対応
勤務形態
- シフト制(早朝・深夜便対応あり)
- 繁忙期(GW、お盆、年末年始)は忙しい
- 語学力があれば優遇
向いている人
- 語学力がある(英語・中国語・韓国語など)
- 早朝・深夜勤務に対応できる
- テキパキと行動できる
女性にとってのメリット
- 女性旅客対応で必須とされる
- 語学力を活かせる
- 国際的な環境で働ける
5. 学校・教育施設
女性比率:約10%
女子校や共学校での警備では、女性警備員が求められることがあります。
主な業務
- 正門での来校者対応
- 校内巡回
- 生徒の安全確保
- 不審者対応
勤務形態
- 日勤中心
- 土日祝日休み(学校カレンダーに準ずる)
- 夏休み・冬休みは業務量が少ない
向いている人
- 子どもへの対応が得意
- 教育機関での経験がある
- 落ち着いた対応ができる
女性にとってのメリット
- 日勤のみで働ける
- 土日祝日休みが取りやすい
- 子どもの成長を見守れる
6. 女性専用施設(フィットネスジム・エステなど)
女性比率:ほぼ100%
女性専用施設では、警備員も女性であることが求められます。
主な業務
- 施設内巡回
- 会員対応
- トラブル対応
- 防犯カメラ監視
勤務形態
- 施設の営業時間に準ずる
- 比較的規則的なシフト
- 深夜勤務は少ない
向いている人
- 女性同士のコミュニケーションが得意
- フィットネス・美容に関心がある
- 清潔感のある対応ができる
女性にとってのメリット
- 女性限定求人で採用されやすい
- 女性だけの職場で働ける
- 同性スタッフとの連携がしやすい
職場タイプ別まとめ
| 職場タイプ | 女性比率 | 夜勤 | 土日祝休み | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 商業施設 | 約20% | 少ない | 難しい | ★★★★★ |
| 病院 | 約15% | あり | 難しい | ★★★★☆ |
| オフィスビル | 約15% | 施設による | 可能な場合あり | ★★★★☆ |
| 空港・駅 | 約25% | あり | 難しい | ★★★★★ |
| 学校 | 約10% | なし | 可能 | ★★★★☆ |
| 女性専用施設 | ほぼ100% | 少ない | 施設による | ★★★★★ |
女性警備員の1日のスケジュール
女性警備員の具体的な1日の流れを、3つのパターンで紹介します。
パターン1:商業施設での日勤シフト(9:00~18:00)
最も女性が多い、商業施設での日勤シフトの例です。
| 時間 | 業務内容 |
|---|---|
| 8:45 | 出勤、制服に着替え |
| 9:00 | 朝礼・引継ぎ(前日の報告確認) |
| 9:15 | 開店前巡回(施設内の異常確認、トイレ・更衣室チェック) |
| 9:30 | 開店、入口での挨拶・立哨 |
| 10:00 | 館内巡回(1回目)、女性用設備重点巡回 |
| 10:30 | 防災センターでモニター監視 |
| 12:00 | 昼休憩(1時間) |
| 13:00 | 館内巡回(2回目) |
| 13:30 | 受付対応(来訪者・落とし物対応、迷子対応) |
| 14:30 | 館内巡回(3回目) |
| 15:00 | モニター監視 |
| 16:00 | 館内巡回(4回目) |
| 17:00 | 日報作成・翌日引継ぎ準備 |
| 17:45 | 退勤準備 |
| 18:00 | 退勤 |
ポイント
- 巡回・監視・受付対応がローテーション
- 体力的に厳しい業務は少ない
- 迷子対応では女性警備員が頼りにされることが多い
パターン2:病院での24時間勤務(9:00~翌9:00)
24時間勤務がある病院での例です。仮眠時間が確保されています。
| 時間 | 業務内容 |
|---|---|
| 9:00 | 出勤、朝礼・引継ぎ |
| 9:30 | 院内巡回(病棟、外来、女性病棟重点) |
| 10:30 | 受付・来訪者対応 |
| 12:00 | 昼休憩(1時間) |
| 13:00 | 院内巡回 |
| 15:00 | モニター監視・受付対応 |
| 17:00 | 夕方巡回、面会終了時の対応 |
| 18:00 | 夕食休憩(1時間) |
| 19:00 | 夜間警備開始、施錠確認 |
| 21:00 | 院内巡回(夜間1回目) |
| 23:00 | 仮眠(4時間) |
| 3:00 | 深夜巡回 |
| 5:00 | モニター監視 |
| 7:00 | 朝巡回、開錠準備 |
| 8:30 | 引継ぎ準備・日報作成 |
| 9:00 | 退勤 |
ポイント
- 仮眠時間4時間が確保されている
- 翌日は休み(当務明け)となる
- 夜勤手当がつくため給与アップ
- 女性病棟・産婦人科の巡回は女性警備員が担当
パターン3:空港保安検査(7:00~16:00/早番)
空港保安検査員の早番シフトの例です。
| 時間 | 業務内容 |
|---|---|
| 6:45 | 出勤、制服に着替え |
| 7:00 | 朝礼・ブリーフィング(本日の注意事項確認) |
| 7:15 | 検査レーン配置、機器チェック |
| 7:30 | 保安検査業務開始 |
| 9:00 | ローテーション(ボディチェック→手荷物検査) |
| 10:30 | 休憩(30分) |
| 11:00 | 保安検査業務 |
| 12:30 | 昼休憩(1時間) |
| 13:30 | 保安検査業務 |
| 15:00 | ローテーション |
| 15:30 | 日報作成・引継ぎ |
| 16:00 | 退勤 |
ポイント
- 女性旅客へのボディチェックは女性検査員が担当
- ローテーションで業務が変わる
- 語学力を活かす機会が多い
- 早番・遅番・深夜番のシフト制
職場環境と人間関係のリアル
女性警備員として働く際に気になる、職場の男女比率やコミュニケーションの実態を解説します。
男女比率の現実
警備業界全体の男女比率は約9:1で、男性が圧倒的に多いです。ただし、職場によって女性比率は大きく異なります。
職場別の女性比率目安
| 職場タイプ | 女性比率 | コメント |
|---|---|---|
| 空港保安検査 | 約25% | 女性検査員必須のため高い |
| 女性専用施設 | ほぼ100% | 女性限定採用 |
| 商業施設 | 約20% | 女性客対応のニーズ高い |
| 病院 | 約15% | 女性病棟の警備需要 |
| オフィスビル | 約15% | 受付業務で女性活躍 |
| 学校 | 約10% | 女子校で需要あり |
| 工場・倉庫 | 約5% | 体力要件が高い |
| 交通誘導 | 約3% | 屋外作業で女性少ない |
女性が多い職場を選ぶコツ
- 求人票で「女性活躍中」の記載を確認
- 面接時に女性社員の人数を質問
- 女性用更衣室・休憩室の有無を確認
上司・先輩との関係
警備業界は年齢層が幅広く、50代~60代のベテラン男性が多いです。年齢差があっても、良好な関係を築くことは十分可能です。
コミュニケーションのポイント
- 報連相を徹底:指示系統が明確なので、報告・連絡・相談を確実に
- 敬語を使う:年配の先輩には敬意を持って接する
- 分からないことは質問:遠慮せず聞くことで信頼を得られる
- 仕事に真剣に取り組む:性別に関係なく、仕事への姿勢で評価される
同僚との関係
同じシフトで働く同僚とは、長時間一緒に過ごすことになります。
女性同僚がいる場合
- 情報交換・相談がしやすい
- 女性特有の悩みを共有できる
- シフト調整で協力し合える
女性同僚がいない場合
- 仕事に集中していれば問題ない
- 適度な距離感を保つ
- 上司への相談ルートを確保
男性中心の職場で働くコツ
心構え
- 仕事で認められることを第一に:性別ではなく仕事ぶりで評価される
- 過度に馴れ馴れしくしない:適度な距離感を保つ
- 困ったことは早めに相談:問題を一人で抱え込まない
- 毅然とした態度:不適切な言動には明確に意思表示
意外なメリット
- 女性特有の人間関係トラブル(派閥、陰口など)が少ない
- さっぱりとした関係で働ける
- 「紅一点」として大切にされることも
女性が感じやすい課題と対策【体験談】
女性警備員として働く中で感じやすい課題と、具体的な対策を紹介します。実際の体験談も参考にしてください。
課題1:体力面の不安
よくある悩み
- 長時間の立ち仕事で足がむくむ
- 広い施設の巡回で疲れる
- 重い装備(警棒、無線機など)が負担
対策
- 靴選び:クッション性の高い靴を選ぶ。会社支給品が合わない場合はインソールを入れる
- 着圧ソックス:足のむくみ防止に効果的
- ストレッチ:休憩時間にふくらはぎ・腰のストレッチ
- 業務選び:受付中心・モニター監視中心のポジションを希望
Yahoo!知恵袋の体験談によると、「最初は足がパンパンになったけど、1ヶ月もすれば慣れた」という声もあります。
課題2:夜勤への対応
よくある悩み
- 生活リズムが乱れる
- 夜間の安全面が不安
- 家庭との両立が難しい
対策
- 日勤のみの求人を探す:商業施設、学校、オフィスビル(日勤のみ)を選ぶ
- 会社に相談:夜勤免除・回数調整を相談(育児・介護などの事情があれば配慮されることも)
- 夜勤前の睡眠:夜勤前にしっかり睡眠を取る
- 帰宅時の安全:タクシーチケット支給の会社もある
課題3:男性中心の職場環境
よくある悩み
- 女性が少なくて孤立感がある
- セクハラ・パワハラへの不安
- 更衣室・トイレが不便
対策
- 女性がいる職場を選ぶ:面接時に女性社員の有無を確認
- ハラスメント対策の確認:相談窓口・研修制度の有無を確認
- 毅然とした態度:不適切な言動には毅然と対応し、上司に報告
- 設備確認:入社前に女性用更衣室・トイレを確認
Yahoo!知恵袋の体験談では、「おじさんばかりの職場だったけど、みんな親切で働きやすかった」という声もあります。職場によって雰囲気は大きく異なります。
課題4:制服・設備の問題
よくある悩み
- 女性用制服のサイズが合わない
- 更衣室が狭い・共用
- トイレが遠い
対策
- 面接時に確認:女性用更衣室・トイレの有無を質問
- 制服サイズ確認:女性用制服のサイズバリエーションを確認
- 入社前見学:可能であれば、入社前に設備を見学させてもらう
- 改善要望:入社後に改善要望を出す(最近は女性増加に伴い対応する会社が増加)
課題5:キャリアアップへの不安
よくある悩み
- 女性でも昇進できるのか
- 資格を取る意味があるのか
- 管理職になれるのか
対策
- 資格取得:警備員検定を取得することで確実に評価される
- 実績を積む:リーダー業務を積極的に引き受ける
- 女性管理職の存在確認:女性管理職がいる会社を選ぶ
- キャリア相談:上司や人事に将来のキャリアを相談
女性管理職は確実に増加しており、大手警備会社では女性活躍推進の一環として女性管理職の登用を積極的に進めています。
よくある質問(FAQ)
女性が警備員に転職する際によくある質問にお答えします。
Q1. 未経験でも採用されますか?
A. はい、未経験者歓迎の求人が多数あります。
警備業法により、入社後に30時間以上の法定研修が義務付けられているため、未経験からのスタートが前提となっています。接客業や事務職の経験があれば、むしろ歓迎されます。
Q2. 年齢制限はありますか?
A. 18歳以上であれば年齢上限はありません。
警備業法により18歳未満は警備員になれませんが、上限はありません。20代~60代まで幅広い年齢層の女性が活躍しています。40代・50代からの転職も珍しくありません。
Q3. 体力に自信がないのですが大丈夫ですか?
A. 業務・職場を選べば問題ありません。
モニター監視や受付業務は座り仕事が中心で、体力的負担は少ないです。面接時に「体力に自信がない」と伝え、適切な配置を相談しましょう。
Q4. 危険な目に遭うことはありますか?
A. 一般的な施設警備では危険性は低いです。
施設警備の場合、危険な対応は基本的に警察に引き継ぎます。ただし、不審者対応や万引き対応など、緊張する場面はあります。大きなトラブルは頻繁には発生しません。
Q5. 結婚・出産後も続けられますか?
A. 大手警備会社では育休・時短勤務制度が整っています。
セコムやALSOKなど大手警備会社では、育児休業や時短勤務制度が整備されています。日勤のみの勤務や、パート・アルバイトへの切り替えも可能な場合があります。
Q6. 給与はどのくらいですか?
A. 平均年収は300~400万円程度です。
勤務先や役職、夜勤の有無によって異なります。資格を取得したり、管理職に昇進すれば年収アップが可能です。詳しくは「女性警備員の年収と待遇」をご覧ください。
まとめ
女性警備員の仕事内容と活躍できる現場について解説しました。
この記事のポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 女性警備員数 | 4万3,077人(全体の7.3%)- 2024年時点 |
| おすすめ業務区分 | **1号警備(施設警備)**が最適、女性比率約15% |
| おすすめ職場 | 商業施設、空港、病院、オフィスビル |
| 女性必須の業務 | 女性専用エリア巡回、女性へのボディチェック |
| 業界の動き | 「警備なでしこ」制定、女性活躍推進が進行中 |
女性ならではの強み
- コミュニケーション能力(受付・案内業務)
- 細やかな観察力(モニター監視)
- 女性客への対応力(女性専用エリア警備)
- 柔らかい印象(来訪者対応)
これらの強みを活かせる職場を選べば、やりがいを持って働くことができます。
次のステップ
警備職への転職を検討している女性は、以下の記事もぜひご覧ください。
- 年収・待遇を詳しく知りたい方:「女性警備員の年収と待遇」
- キャリアアップを考えている方:「女性警備員のキャリアパス」
- 会社選びで失敗したくない方:「女性が働きやすい警備会社の選び方」
- 女性の警備員転職の全体像を知りたい方:「女性の警備員転職完全ガイド」
まずは自分がどんな業務・職場で働きたいかを明確にし、それに合った求人を探すことから始めましょう。












