警備員への転職で履歴書をどう書けばいいか悩んでいませんか。警備会社の採用担当者が見るポイントを押さえれば、未経験でも採用される履歴書が書けます。この記事では、警備員向け履歴書の書き方と記入例を解説します。
警備員の履歴書で重視されるポイント
警備会社の採用担当者は、履歴書から応募者の適性を判断します。特に重視されるポイントを理解しておきましょう。
採用担当者が見る3つのポイント
1. 責任感と誠実さ 警備業務は人の安全を守る仕事です。履歴書の記載内容から、責任感があるか、誠実な人柄かを判断されます。経歴の詐称や誇張は絶対に避けましょう。
2. 長期勤務の意思 警備会社は新人教育に投資するため、すぐに辞めてしまう人は避けたいと考えています。志望動機欄で長く働く意思を示すことが大切です。
3. 健康状態と体力 長時間の立ち仕事や夜勤に対応できる健康状態かどうかも確認されます。特別な持病がない限り、「良好」と記載すれば問題ありません。
警備業界特有の注意点
警備業法では欠格事由が定められており、該当する人は警備員になれません。履歴書の賞罰欄には正直に記載しましょう。虚偽の申告は後から発覚し、解雇の原因になります。
基本情報の書き方
履歴書の基本情報欄は、正確かつ丁寧に記入することが大切です。
氏名・住所・連絡先の記入例
- 氏名:戸籍に記載されている正式な漢字を使用
- ふりがな:「ふりがな」と書かれていればひらがな、「フリガナ」ならカタカナで記入
- 住所:都道府県から番地、マンション名まで省略せずに記載
- 連絡先:日中連絡が取れる電話番号(携帯電話可)
写真の撮り方と服装
履歴書写真は第一印象を左右する重要な要素です。
写真撮影のポイント
- 服装:スーツまたは襟付きのシャツ
- 髪型:清潔感のある短髪または整えた髪型
- 表情:真面目で落ち着いた表情
- 背景:白または淡い青の無地
証明写真機でも問題ありませんが、写真館で撮影すると印象が良くなります。3ヶ月以内に撮影した写真を使用しましょう。
通勤時間の目安
通勤時間は「片道の時間」を記入します。警備業務はシフト制で早朝・深夜の勤務もあるため、通勤時間が長すぎると採用に影響することがあります。片道1時間30分以内が望ましいです。
学歴・職歴の書き方
学歴・職歴欄は、経歴を時系列で正確に記載します。
学歴の書き方
学歴は中学校卒業から記載するのが一般的です。
学歴
令和〇年 3月 〇〇市立〇〇中学校 卒業
令和〇年 4月 〇〇県立〇〇高等学校 入学
令和〇年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 卒業
大学・専門学校を卒業している場合は、学部・学科名も記載します。中退の場合は「中途退学」と記載し、面接で理由を説明できるよう準備しておきましょう。
職歴の書き方(異業種からの場合)
異業種からの転職でも、前職の経験は評価されます。警備業務に活かせるスキルを意識して記載しましょう。
職歴
令和〇年 4月 株式会社〇〇 入社
製造部門にて品質管理を担当
令和〇年 3月 一身上の都合により退職
以上
警備業務に活かせる経験の例
- 接客業:コミュニケーション能力
- 製造業:注意力、正確性
- 運送業:体力、時間管理能力
- 営業職:臨機応変な対応力
空白期間がある場合の対処法
職歴に空白期間がある場合は、正直に理由を記載するか、面接で説明できるよう準備しておきます。
記載例
- 「家族の介護のため離職」
- 「資格取得のため学習に専念」
- 「転職活動のため準備期間」
空白期間があっても、警備業界は人手不足のため採用に大きく影響しないことが多いです。
アルバイト経験の記載方法
正社員経験がなくても、アルバイト経験は立派な職歴です。特に以下の経験は警備業務と関連性が高いためアピールできます。
- 警備のアルバイト経験
- 接客業(飲食店、小売店など)
- 工場での製造作業
- 運送・配送業務
アルバイトの場合は「入社」ではなく「勤務開始」、「退職」ではなく「勤務終了」と記載します。
志望動機欄の書き方
履歴書の志望動機欄は文字数が限られているため、要点を簡潔にまとめます。
履歴書の志望動機欄のポイント
記載すべき3つの要素
- 警備業界を選んだ理由
- その会社を選んだ理由
- 入社後の目標
文字数の目安 履歴書の志望動機欄は150〜250文字程度が適切です。詳細は職務経歴書や面接で補足できます。
未経験者向け志望動機の例文
人々の安全を守る仕事に社会的意義を感じ、警備員を志望しました。
前職では製造業で品質管理を担当し、注意力と責任感を培いました。
この経験を活かし、施設の安全を守る業務に貢献したいと考えています。
貴社の充実した研修制度のもとで学び、施設警備検定の取得を目指して
成長していきたいです。
→ 志望動機の詳しい書き方は「警備員の志望動機の書き方|未経験者向け例文とポイント」で解説しています。
資格・免許欄の書き方
資格・免許欄は、保有資格を正式名称で記載します。
警備関連資格の記載方法
警備関連の資格を持っている場合は、必ず記載しましょう。
令和〇年 〇月 施設警備業務検定2級 合格
令和〇年 〇月 交通誘導警備業務検定2級 合格
普通自動車免許の重要性
警備業務では普通自動車免許が役立つ場面が多いです。
- 現場間の移動
- 巡回業務
- 運搬警備業務
免許を持っている場合は必ず記載しましょう。AT限定でも問題ありません。
令和〇年 〇月 普通自動車第一種運転免許 取得
取得予定の資格の記載
現在勉強中の資格がある場合は、「取得予定」として記載できます。
令和〇年 〇月 施設警備業務検定2級 取得予定
ただし、取得の見込みがない資格は記載しないようにしましょう。
本人希望欄の書き方
本人希望欄は「特になし」または具体的な希望を簡潔に記載します。
勤務形態の希望の伝え方
シフトや勤務形態に希望がある場合は、理由を添えて記載します。
記載例
日勤のみを希望いたします(家庭の事情により夜勤対応が難しいため)
ただし、希望が多すぎると採用に影響する可能性があります。どうしても譲れない条件のみを記載しましょう。
給与希望の書き方
給与については「貴社規定に従います」と記載するのが無難です。具体的な金額を記載すると、希望と合わない場合に不採用になる可能性があります。
書かない方がいいこと
以下の内容は本人希望欄に書かない方がよいでしょう。
- 細かすぎる条件(「週3日のみ希望」など)
- ネガティブな内容(「前職の人間関係が原因で退職」など)
- 待遇面の要求(「賞与〇ヶ月希望」など)
履歴書の記入例(テンプレート)
実際の記入例を参考に、自分の履歴書を作成しましょう。
未経験者向け記入例
志望動機欄
社会の安全を守る警備業務に魅力を感じ、志望いたしました。
前職の接客業で培ったコミュニケーション能力と、長時間勤務に
耐えられる体力を活かしたいと考えています。貴社の研修制度で
しっかり学び、将来は検定資格を取得してキャリアアップを目指します。
本人希望欄
貴社規定に従います。
普通自動車免許を所持しており、車での通勤・業務対応が可能です。
異業種転職者向け記入例
志望動機欄
責任感を持って仕事に取り組める警備業務に転職を決意しました。
前職の営業職では、顧客対応と問題解決に5年間従事し、
コミュニケーション能力と判断力を身につけました。
この経験を警備業務で活かし、施設の安全を守る仕事に貢献したいです。
履歴書作成時の注意点
最後に、履歴書作成時の基本的な注意点を確認しましょう。
手書きとパソコン作成どちらがいいか
警備業界では手書き・パソコン作成どちらでも問題ありません。字に自信がない場合はパソコン作成をおすすめします。手書きの場合は、黒のボールペンで丁寧に記入しましょう。
誤字脱字のチェック
履歴書の誤字脱字は、注意力がないという印象を与えます。提出前に必ず見直し、できれば第三者にもチェックしてもらいましょう。
提出前の最終確認
- 写真は3ヶ月以内のものか
- 日付は提出日または面接日になっているか
- 捺印漏れはないか
- 誤字脱字はないか
- 空欄はないか(該当なしの場合は「なし」と記載)
まとめ:警備員の履歴書で採用を勝ち取るために
警備員の履歴書では、責任感、長期勤務の意思、健康状態の3点が重視されます。未経験でも、前職の経験を警備業務に活かせることをアピールすれば、採用される可能性は高まります。
履歴書作成のポイント
- 写真は清潔感のある服装で撮影
- 職歴は正直に、空白期間も説明できるように
- 志望動機は簡潔に要点をまとめる
- 誤字脱字がないよう提出前に必ずチェック
履歴書が完成したら、次は志望動機をさらに深掘りしましょう。
次のステップ













